2020年9月12日土曜日

痛みから内科疾患まで効く!スワイショウ

 健康体操で大切なことは、簡単に無理なくでき、それでいて効果が抜群ということである。スワイショウはそれにふさわしい健康体操である。気功や中国武術の準備体操にもよく使われる。りょうてんが行っている西野流呼吸法にも華輪という名称でこのスワイショウが使われている。このスワイショウ、腰痛、肩こり、高血圧、肝臓疾患、脳血管障害の後遺症など、様々な病気に効果あると言われている。

やり方は簡単である。スワイショウは「甩手」という字を書く。甩とは放り投げるという意味があり、手・腕をポーンと放り投げるように、手・腕を振る。振り方は前、後、横、腰をひねって振るの4種類がある。本当はもっとあるのかもしれない。ポイントは手や腕ばかりに気を取られるのではなく、丹田や足裏にしっかり意識をおき、手と腕は力まず軽やかに振ることである。ここではりょうてんがいつも行っている腰をひねるバージョンを紹介したい。

・足を肩幅に広げ、足先を前に向ける。

・足裏、丹田に意識をしっかり置く。

・体の中心軸を真っ直ぐにして、火消しのまといや、でんでん太鼓のように、腰からひねる。

・腕はその反動であとからついてき、体にまとわりつくように行う。

・顔を前に向けたままにせず、首・頭までひねる。

・はじめは段々と捻りを大きくし、終わるときも段々と捻りを小さくする。

時間は健康管理程度なら10分くらい、病気を治したい、十分に効果を望みたいのなら30分くらい行いたい。広い場所もいらないし、簡単である。ぜひ試してほしい。

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