インターネットが普及してから、様々な情報にアクセスしやすくなった。しかし同時にフェイク情報やつまらない情報も増えた。つまらないブログも多々ある。著者のブログもそうであろう。
書籍もたくさん発行されるがくだらないものも多い。売れれば何でもいいという欲望だけだ。しかし先哲が表した本の中には本当に役に立つ良書は存在する。著者はとりわけ、知識の寄せ集めのような本には魅力を感じない。作者の体験、経験、足で稼いだ情報に魅力を感じる。そのような本は、古典と言われる長年読み続けられてきたものに多い。
ブログの殆どは薄っぺらい考えを述べたものが多い。そんなブログを読むのは時間の無駄である。先哲の良書を読む時間に当てるべきである。著者が実益があると思う健康、お金に関する良書を紹介したい。一般向けはぜひ読んでいただきたい。あなたが鍼灸・漢方・東洋医学の専門家であるなら読んでいただきたい本である。
Ⅰ.健康に関するおすすめ本(一般向け)
1.一般向け
・食について
①『日本の長寿村・短命村』 近藤正二著
・呼吸について
①『西野流呼吸法』 西野皓三著
②『自在力』 塩谷信男著
③『日本人の栄養学講座 食べ物さん、ありがとう』川島四郎著
・体操などについて
①『ヨーガ入門 ココロとカラダをよみがえらせる』 佐保田 鶴治著
・精神について
①『道は開ける』デール・カーネギー ←悩みに打ち勝つ方法
②『人を動かす』デール・カーネギー
③『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見一郎
④『歎異抄』唯円
⑤『生きるヒント』五木寛之
⑥中国思想(菜根譚、老子、莊子、論語など)、聖書などのキリスト教思想、仏教思想など自分に合うものならなんでもいい
・その他複合書
①『養生訓』 貝原益軒著
②『夜船閑話』 白隠著
③『100歳、元気の秘密』 三浦敬三著
④『女性の一生と漢方』石野信安
⑤『気功革命』 盛鶴延著
健康は複合である。食だけ、呼吸だけ、精神だけ、運動だけではいけない。バランスが重要である。何よりも精神・肉体の健康が大切。
2.専門書(東洋医学)
①『素問』『霊枢』
②『刺絡入門』 工藤訓正著
③『工藤流刺絡指南』 工藤訓正著
④『刺絡聞見録』 三輪東朔著
⑤『傷寒論』 張仲景著
⑥『康治本傷寒論の研究』 長沢元婦著
⑦『老人必用養草』『小児必用養育草』『婦人寿草』 香月牛山著
⑧『医理真伝』 鄭欽安著
⑨『鍼灸真髄』 代田文誌著
⑩『お灸で病気が治った話』 深谷伊三郎著
⑪『深谷灸法』 入江靖二著
⑫『繁用生薬の薬能』『増補薬能』 南利雄著
⑬『漢方養生談』 荒木正胤著
他にも原南陽、浅田宗伯、尾台榕堂、湯本求心などの著作も良い。
江戸期の文献は良書が多い。
昭和初期の鍼灸書は良いものが多いが、最近のものはほとんどが駄作。
鍼灸書の横綱は『素問』『霊枢』。
Ⅱ.お金、資産運用の本
資産運用に興味がなくても、最低1の入門書くらいは読んでほしい。もう少し言えば2のンデックス投資まで進むとより深く理解できる。
1.入門書
①山崎元氏の本
②『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』 ジェイエル・コリンズ著
※両者ともインデックス投資の本。ドルコスト平均法をタイミング投資として否定しているが、著者(私)はドルコスト平均法もいいのではと思っている。
2.インデックス投資
①『インデックスファンドの時代』 ジョン・C・ボーグル著
②『敗者のゲーム』 チャールズ・エリス著
③『ウォール街のランダム・ウォーカー』 バートン・マルキール
④『臆病者のための株入門』橘玲著
※①から③は王道。
橘玲氏の本はくせがあるが面白い。氏の他の著作も参考に。
著者は『梅屋敷のランダム・ウォーカー』というポームページをたまに参考にする。
ファンドの比較表や新たな情報は参考になる。
3.バリュー投資
①『賢明なる投資家』 ベンジャミン・グレアム著
※銘柄選択は現在には使いにくいところもある。結局凡人にはインデックスが一番。
ただ投資の基本的な心構えについて学ぶところは多い。
4.成長株投資
①『株式投資で普通でない利益を得る』 フィリップ・A・フィッシャー著
5.その他
①『バフェットからの手紙』ローレンス・A・カニンガム著
※英語が読めるのならバークシャー・ハサウェイのホームページから読むといい。
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